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干し大根

宮崎県は日本でも有数な干し大根産地の1つです。

特に「漬物」などの加工用大根の生産量は日本第1位となります。しっかりと天日で干した大根がおいしい沢庵(たくあん)になります。

宮崎で干し大根が盛んな理由

特に宮崎県田野町では、干し大根生産量が日本第1位です。

周囲7割が森林に囲まれ、冬は気温が下がり、「鰐塚(わにつか)おろし」と呼ばれる乾いた風が吹きます。これが大根を干すのに良いとされています。それに加え、冬場に雨が降ることが少なく、大根を痛めるとされる氷点下になりにくい条件に合致しています。

またこの辺りの土は、火山灰分が多い「黒ボク土」であり、保水力があります。大根が短期間に育ち、皮の薄い弾力性のある大根ができるのはそのためだと言われています。

またその大根を干す景色は、宮崎の秋冬の風物詩となっております。

下のビデオは、宮崎の干し大根のための櫓(やぐら)を組む説明になります。

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